《あけましておめでとうございます》
【1月6日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=157円43銭【08:00現在】
※N.Y.ダウ:42,732.13 (+339.86)
【1月4日:先週末の状況】
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:8701.0(+15.5)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.0395(+0.051)
④金:2645(-13.9)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤73.96(+0.83)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1420円
②ロンドン午後:ー
③N.Y. :1450円
※ニューヨーク為替引値(円)
157.27-157.3(0.25円高-0.24円高)
【1月5日:昨日の状況】
※国内銅建値1440円(12月24日より+10円)
《あけましておめでとうございます》
本年もよろしくお願いいたします。
※なにかの事業を行う場合、最も大事であるのはその事業の利回り
だと考えております。
例えば、自己資金100万円を持っている人が、銀行から500万円のお
金を年利2%で借りてきて、自己資金との合計600万円でラーメン屋
を開きます。
※1年間、a自分の給与を取り続け、b家賃を払い続け、c電気代や
dアルバイト代を払い続け、e500万円の金利10万円を払い、利益が
会社に6万円残るとします。そうすると、自己資本利益率(ROE)
は6%です。
(ちなみに総資産利益率:ROAは1% =6÷(100+500) )
※会社の経営者は、この自己資本を増やしていくことが最大の目的
なので、毎年、毎年、自己資本を増やしていけない経営者(社長)
は失格です。クビ!
※正月から何を当然の話を言っているのだと思った人が多いと思い
ますが、実は、非鉄金属スクラップ業界、そんな失格経営者はごろ
ごろといます。
※自己資本を増やす気力のない非鉄金属スクラップ屋の経営者は、
会社に入れている自己資金が1,000万円+銀行からの借入金ゼロの
状態で1年の仕事を始めます。
※1年間、会社に入れた自己資本1,000万円を運転資金として使っ
て、銅やアルミスクラップを買ったり売ったりし、その上で、自分
の給料(役員報酬)を年間500万円取れたとします。会社+自分=
1,500万円になった。
※個人の金は去年より500万増えたが、500万円の所得があれば
(税金を引いても)生きていけるのでそこで安泰。会社の資金は1
円も増やさない。会社の自己資金は1年後も1,000万円のまま、自己
資本利益率はゼロということです。
※つまり、自分(経営者+従業員)の報酬・給与が払えれば、事業
自体が成長していなくていいという考え方です。これは経営者失格
です。
※ラーメン屋のご主人は、500万円を借金するというリスクを負っ
ても、ラーメン屋を繁盛させ自己資本を増やそうという意欲があり
ます。リスクを負って事業を大きくする気がない経営者は、経営を
やめるべきだと考えます。
おまけ:
※お正月休みの間に見た高橋洋一先生の動画を添付しておきます。
動画の中に社会的割引率(★注)なる、ちょっと素人には難しいテ
ーマが出てきます。
(★注)社会的割引率 (しゃかいてきわりびきりつ、Social
discount rate)とは時間軸上の価値を補正するもので、同じ財の
現在と将来の交換比率である。日本では2004年の『公共事業評価の
費用便益分析に関する技術指針』で、当面4%を適用するとされて以
来、変動はない。設定当時に比べて金利が低水準となっていること
から、下げるべきであるとする意見があり議論された。
https://youtu.be/osdDk7Wp11w?si=WxyoSi28uxXvQPaV